はもしょうさん

アダルトチルドレンで検索していたら、はもしょうさんこと心理カウンセラー橋本翔太さんの動画に出会った。

 

毒親問題で、1絶対にしてはいけないことは●●です。2親を許すことではない。解決とはどういう状態なのか? - YouTube

 

目から鱗。20分間、頷きっぱなし。

 

少し目が覚めたばかりの私ですが、親との問題解決のゴールがわからなかったんです。

 

親に謝ってもらう?絶縁?愛してると言ってもらう?

 

どれも違う。それじゃ解決にならないのは、兄を見てて知っている。残るのは虚しさだけ。

 

ぼんやり考えていた私に答えを教えてくれたのがこの動画だった。

 

いいねもコメントもたくさんついていて、愛着の問題に悩んでいる人ってたくさんいるんだ…。

 

心が助けられつつ、複雑な気持ちです。

アダルトチルドレン

アダルトチルドレン

きちんと調べたことはなかったけれど…

 

「うちっておかしいかも。

もしかしてうちの親って毒親かも。」

 

そう思ったことは幾度となくあり、そのたびにインターネットで検索すると出てくるのが「アダルトチルドレン」という言葉。

 

チェックリストがあったのでやってみた。

アダルトチルドレンの6つのタイプとチェックリスト | (株)心理オフィスK

結果は20点。しっかり当てはまった…

 

私はヒーローとイネイブラーに当てはまるように思うなあ。兄はロストワン、姉はケアテイカーかな…

 

生きづらさはいつも感じていて、20代の頃に適応障害と診断されたこともあったけど、アダルトチルドレンか。自分にとっては新しい響きの言葉。

 

全国に自助グループもあるみたいで、びっくり。悩んでる人って多いんだ。私も行ってみようかな…

ブログタイトルを考えるだけで辛くなる

ブログを書くにあたって、タイトルのアイデアをバーっと書き出しました。

 

自分でも驚くほど、出てきました。

 

  • 不機嫌ハラスメント
  • 怒鳴り声
  • 兄の不登校
  • 親の言うことを聞くのが 「良い子」なの?
  • 自立・自律は 【許されないこと】
  • 兄が刃物を...
  • テレビが大好きな父親
  • 庇ってくれない母親
  • 好きなことをすると僻まれる
  • 「結婚はいつするの?」
  • 親が喜んでくれさえすれば...
  • 自分は何がしたいのかわからない
  • ただ、褒められたい。
  • この世に不必要な自分

 

もっともっとアイデアは出てきそうだけど、読み返したら涙が出てきて、吐きそうになったのでSTOP。

 

ブログのネタにはしばらく困らなそうです(苦笑)。

不機嫌ハラスメント

職場などで、言葉で不満を伝えずに不機嫌な態度で雰囲気を悪くしたり、周囲に迷惑をかける行動を「不機嫌ハラスメント」というそうです。

不機嫌は感染する!家庭で、職場で…あなたを苦しめる「フキハラ」の正体 | ニュースな本 | ダイヤモンド・オンライン

略してフキハラ。

 

「まるで、私の両親のことじゃない」

思わずそう声に出てしまいました。

 

親の言うことを聞いていれば機嫌がいい。親に従わなかったり、親の意見に反対したりすれば、機嫌が悪くなり、ときには、怒鳴る。

 

物心ついた頃から、親の顔色を伺っていました。一番古い記憶は3歳くらい。

 

親が不機嫌になるからNOと言えない、自分のやりたいことができない子供でした。恥ずかしながら、今もそうです…。

 

母はいつも父の言いなりで、家族でする外食も、旅行も、父の一存。私が行きたいところに行けたことはありません。

 

(どこに行くにも計画はせずに、父の気分で行き先を決めて、父が準備のできたタイミングで出かけました。)

 

意見を聞かれても、父の希望と違えば却下されます。それでも行きたいと主張すれば、父の機嫌が悪くなり、母はそれを避けるために黙ってしまいます。(だったら聞かないで!)

 

私には姉と兄がいますが、上の二人とは年が離れており、一緒に家族旅行に行った記憶がありません。だから彼らの希望は採用されたかはわかりませんが、二人共両親をよく思っていないところを見ると、きっと私と同じように、色々と幼い頃に諦めてきたんだろうと思います。

 

子供の頃の行動基準は実にシンプルです。

親がニコニコしていたら:◯

親の機嫌が悪くなれば:✕

私だけではなく、小さな子はみんなそうでしょう。

 

ただ、うちが問題だったのは、親の機嫌の良し悪しが一般常識とはズレていたことでした。

 

世間の常識 < 親の機嫌。

 

私が学校や習い事や友達の約束に遅れようとも、親から呼び止められたら話を聞く、手伝う。でないと怒られるから、帰ってきてからも機嫌が悪いから、彼らの都合が最優先でした。

 

今ならこう思えます。どうして私が出かけるギリギリになって声をかけてくるの?私の予定を全部把握したがるくせに!私の社会性を放棄させたいの?!

 

でも、子供の頃はわかりませんでした。時間間隔が狂った、とてもルーズな人間として育っていました。

 

遅れたっていい。相手を待たって仕方ない。親がいいというからいいんだ、私は悪くない。

 

小さな頃からの習慣で、本気でそう思えてしまうのです。本当に、書いていてゾッとします。沢山の友人が離れていきました。自業自得です。

 

「フキハラ」という言葉を知り、それが今までの両親の態度と合致したとき、目が覚めたような洗脳が解けたような、そんな気持ちになりました。

 

不機嫌で人をコントロールするなんて、幼稚で恥ずかしいことです。

 

しかし、恥ずかしいことに、なんと私もフキハラをしてしまっていたんです。

 

先日のことです。仕事中はよほどのことがない限り自分の感情を出さず、「淡々としている」とよく言われるのですが…

 

職場であまりにも理不尽なことがあったとき、言葉で冷静に気持ちを伝えるよりも先に、ムッとした態度で「そんなのやる必要ありますか?」と言ってしまいました。

 

同僚は、ギョッとした顔をしたり、「どうしたの?!」と声をかけてくる方もいるくらい…とても驚いたに違いありません。

 

不満は言わないのに機嫌を悪くする。それが普通の行動だと思ってしまった。その時だけではなく、今までも意識せずにやってしまっていたんだと思います。なんて恥ずかしくて、なんて情けないんだろう。

 

ブログに書いて罪滅ぼしになるわけないけれど、書くことで自分の刷り込みを自覚したいと思いました。両親と同じ行動を取ってはだめだ…!そう誓っています。

 

大人として適切な行動が取れるよう、ゆるみっぱなしのネジをひとつひとつ締め直す覚悟です。

 

短く書こうと思ったのに、長くなってしまいました…

はじめまして

はじめまして。KIKIと申します。

38歳、女性、独身、実家暮らし。

 

24時間365日、親の機嫌を伺っています。

自分のやりたいことがわかりません。

心を開いて人と付き合うことができません。

自分が嫌いです。

 

先日初めてカウンセリングを受けて、「機能不全家族」という言葉を知りました。

 

調べれば調べるほど、自分が育ったのはまさに「機能不全家族」だと、思い当たることばかり。

 

私の生活が「異常」だったと知りました。

 

恥ずかしながら、この歳まで目を覚ますことができなかった。人生の若い時期を無駄にしてしまったけど、やっと気付くことができました。

まだ普通がわかりません。

だから、つらかったこと、普通ではないと思うこと、人に話したときに驚かれたことなどを1つずつ綴っていけたらと思います。

ゆっくりペースでの更新になると思います。

1ヶ月後・半年後・1年後の自分が「正常」でありますように。